みなさん、こんにちは!😀
みなさんはオフの時間をしっかり取れてますか?🤔
どのようにオフを過ごしてますか?
今回はフリーアナウンサーの「宇賀なつみさん」の旅エッセー「宇賀なつみ わたしには旅をさせよ」(朝日新聞デジタルマガジン)から「自分らしいオフの過ごし方」を紐解いて行きたいと思います。※更新は月一回。公式サイトはこちら↓
宇賀なつみさんと言えば、ご存じの方も多いかと思いますが、テレビ朝日の元アナウンサーで、その後、フリーに転身され、最近も色々な番組に出て、益々ご活躍の方です。
みなさんは、宇賀なつみさんというと、どんな印象を持ってますか?🤔
宇賀さんのテレビ番組を見ていると、飾らず、無理せず、自然体といった印象で、楽な気持ちで見れるので、私にとっては、自分もそうありたいと思う憧れの存在です。
そんな中、たまたま、宇賀さんが旅について綴られている連載エッセー(朝日新聞デジタルマガジン)を目にし、すごく時間の使い方、休み方(オフの取り方)が上手な方だなと、これまたうらやましく思い、以降、連載をチェックするようになりました。
宇賀さんの旅を見てみると、私の場合はどうだったのかなと思うんですね。
これまでの人生を振り返ると、旅行はしたかもしれないけれど、果たして旅はしたのかなかって。
みなさんはどうですか?🤔
そこで、まず広辞苑で旅と旅行の違いを調べてみました。
旅行
徒歩または交通機関によって、おもに観光・慰安などの目的で、他の地方に行くこと。
旅
住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。

みなさんはどう思います?🤔
なんとなく、旅行は目的がはっきりしているのに対し、旅は目的については書かれてないということが分かりますよね?
そこで、ネットでググってもう少し情報を取ってみました。
すると、このTABIPPOというサイトで旅行と旅の定義について書かれていたので、ご紹介します。
このTABIPPOでは旅は偶然をデザインする行為と書かれています。
以下は引用文です。
「人はなぜ旅(目的のない移動)をするのか?と考えると、新しい「偶然」を求めているからではないでしょうか。目的がなければ、脇道、寄り道、曲がり道も自由自在なので、より自分にとって大きな偶然に出会うことができる。偶然は出会いや食べ物、景色などに形を変えて現れ、衝撃を残していきます。」
だから、偶然に出会うという訳ね。

「そう言われると、確かにそうだな」と思いませんか?
旅行は目的がはっきりしている移動。
旅は目的のない移動。だから、旅の方が偶然、つまりサプライズがあるという訳ですね。

では、旅の意味が分かってきた所で、宇賀さんの旅のスタイルを見てみましょう。
いくつか、旅エッセイからエピソードをピックアップしてみました。
・友人と温泉に行って、ひたすらお酒を飲んで、ダラダラして、ただただ友人と語り合う。
・金曜夕方、会社からそのまま飛行場に直行し、鳥取に飛び、その町の飲み屋に一人で入り、地酒と名物料理を堪能する。
・ネットを見て、すぐマルタに行こうとなり、街を満喫し、崖から海に飛び込もうとする。
・スリランカに飛んで、敢えて森の奥にあるホテルを取り、そこで、植物、動物、満月に浸る。
さて、どうでしたか?

そうなんです。
これが宇賀さん流の旅なんです。
つまり、ざっくりは計画しても、あらかじめ細かくは決めずに、自分の思いに身を任せ、その場その場で行動されているんです。
それも国内/海外問わず😲
この行動力すごいと思いませんか?
では、私の場合はどうだったのかを振り返ると、圧倒的に旅行が多かったように思います。
では、なぜでしょう?
理由はこんな感じでしょうか
・長い日数で休暇が取れないので、あれもしたい、これもしたいと欲張る
・リスクを冒したくない。つまり、旅行の場合は失敗する可能性は低いという考え方
・旅行の方が楽チン
・家族同伴となるため、家族に合わせることになる
・偶然に出会う勇気も気持ちの余裕もない
ただ、今思えば、これはもしかして旅だったのかな?という私のエピソードを一つだけご紹介します。
以前、私は入社して間もない頃、会社の同期とジャマイカに行きました。
ホテルとレンタカーは決めていましたが、あとは特に決めず、ただただビーチでのんびりしていたのですが、ある日、ホテルでボートを貸しているスタッフに声を掛けられ、遊びに行こうと誘われました。
その時、行くか行かないか迷った挙句、よし行ってみよう!となり、彼の地元の街に連れて行ってもらったんです。
途中、地元の少年がサッカーしている所に混ざって、サッカーをしたり、一緒にローカルのレストランで食事をしたり、
夜になると、野外のローラースケート場に行き、ひたすら、円形のスケート場をみんな楽しそうに滑っていたんですね。もちろん、ガンガンとレゲエが鳴り響いていて、大賑わい🤡
そこで、不思議だったのは、彼が色々な子供を指して、あの子も、この子も自分の子供と言い、どうやら複数の奥さん(彼女?)がいるようだったんです。で、奥さんどうしも気にしない感じで😲
ちょっと理解不能でしたが、文化の違いを感じた瞬間でした。
ちなみに、私たち2人以外は全員現地人で、私たちはものすごく目立っていました😅
その後、レゲエが鳴り響くバーに連れていかれたのですが、さすがにちょっと危険を感じ😲、大丈夫かなと思いながら、何とか夜の真っ暗い道を、レンタカーで地図を見ながら、ホテルまで戻ったのを今でも覚えています。
これは今思うと、私の旅だったのかもしれません。
つまり、無計画で飛び出たことで、偶然と出会い、ちょっぴり危険もあり、そして現地の生活圏に入り文化を体感したという、まさに旅だったような気がします。
では、旅行と旅のどちらが良いのでしょう?
はい、ちょっと待った~!!
そういう話ではなくて、旅行も旅にもそれぞれ良さがあって、比較するものではないですよね。
私の場合は、これまで大半が旅行だった訳ですが、この宇賀さんの旅を見た時に、こんな旅をしてみたい、うらやましいと思ったんですね。
宇賀さんの場合は、自分の気持ちに素直に、気持ちよいくらい、潔く目的地を決め、あーだこーだプランせず、まずポーンと現地に飛んでしまい、そこのローカルワールドにどっぷり浸り、あとはトコトン細胞が喜ぶように過ごしているような印象を受けます。
ガイドブックやお決まり観光コースに乗っかることなく、あくまでも本能に任せているかのような。
このスタイルよくないですか?
オンの時は、真剣勝負でテレビで活躍し、オフの時は、完全にスイッチをオフにして、自分がやりたいこと、自分(細胞?)が本当に求めていることを、予定に縛られずに、他人を気にせずに、自分の思うがままに身を任せた旅に出る。
この濃淡(メリハリ)があった上で、オフの時は自分の意のままに過ごすことが自分に対する最高のご褒美なるのではないでしょうか。
まとめ
最後のまとめです。
🟧旅行と旅は異なる
・旅行は目的がある移動。
・旅は目的がない移動。よって、偶然な出会いがあるもの。
🟧宇賀さんの旅とは?
・前もって計画しない
・今、自分(細胞)が本当に必要とする、望むものを感じる(考えるのではない)
・瞬間的に気分(本能)で決める
・決めたら、すぐ動く
・時間に縛られない
・自分が中心、自分の望むままに動く。
・行った先のすべてをカラダ全体で感じる(吸収する)
オンの時は真剣勝負。オフの時は完全にスイッチを切り、自分の本能に身を任せて旅に出て、自分の細胞が喜ぶことをする。
これこそが、プライスレスな自分への最高のご褒美であり、オンの時の真剣勝負の原動力となる。
いかがでしたか?
宇賀さんのエッセイの最後に、毎回、必ずポエムのような深い一言が入るんですよね。ちょっと切なさありの。これがまたいいんですよね。
ということで、今回は宇賀なつみさんの連載をご紹介しました。
もうしばらく、旅行や旅はお預けですが、このエッセイをチェックして宇賀さん流の旅の気分を是非味わってみてはいかがでしょうか?😄
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!😀
Enjoy Journey!